「暴卓」の圧政により国は乱れ、ついに各地の諸侯が立ち上がった。
北方の名門の出の君主「円賞」を中心に反暴卓同盟軍が組織された。その中には「曹実」や「ルドルフ1世」などこの後、天下に覇を唱える諸侯も顔をそろえていた。
序盤は南の猛将「ルドルフ1世」の活躍で同盟軍が優勢に進んでいたが、次第に補給の不足により、ブレーキが掛かってしまう。「ルドルフ1世」は補給を強く要求したが、なしのつぶての状況だった。
このため、「ルドルフ1世」の軍は次第に消耗し、ついに、「呂布」に破れ、戦死してしまった。
これは、実は「ルドルフ1世」の活躍で「暴卓」を倒した後の主導権が取れないことを恐れた「円賞」の暴略だった。
「ルドルフ1世」戦死は同盟軍の戦意の喪失を招き、諸侯は離反し、「曹実」など一部の諸侯を除いて、同盟軍は事実上解体することになった。
こうして、今後も「暴卓」の圧政が続くことになることを人民は絶望しかけたが、
あろうことかある美女をめぐり、「暴卓」と「呂布」が争い、「暴卓」は「呂布」に殺されてしまう・・・「暴卓」の死後、この絶世の美女「貂蝉」はいずことなく去り、その後の行方は用とした知れなかった。
「暴卓」亡き後、帝国は安定するかと思われたが、すでに人民の金融リテラシーは失われており、国の乱れは収まらなかった。
騒乱の中、都は焼け落ち、皇帝は行方不明になる。
ついに帝国も終焉かと思われたが、旧同盟軍で最後まで残っていた「曹実」が奮戦し、帝を助けて、奇跡的に都を再生した。
この働きにより「曹実」は帝国の臣下の最高位の「丞相」となり、権力を握ることになった。
「曹実」も名門の出の女性君主であった。
そして「曹実」は高配当株投資を信奉していた。よって人民に高配当株投資をするように求めていく。
やがて彼女は「乱世のキャッシュフロー・・・血も涙もないマネーマシン」として恐れられることとなる。